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2013年7月の投稿

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2013年7月14日はとても印象深い結婚式で演奏させてもらいました。

「ホームページを見た」と言う新郎・新婦から直接のメールを頂き、詳しくお話しを伺えばフランス革命記念日の当日に「パリ祭」そして「旅」をテーマにした式を挙げたいので、その中でフランスらしいムードの曲で盛り上げて欲しいとの事でした。その後お二人はお忙しい中を、私の演奏を聴きに足を運んでくださりそこで「ぜひお願いします」との言葉を頂いて、更に何度か電話やメールで打ち合わせを重ね、いよいよ当日を迎えました。

会場は重要文化財指定の大正モダンな建造物、ご友人でしょうか、受付係の女性達はフライトアテンダントのいでたち。式次第は「パスポート」と刷られた小冊子…きっと全てを2人で仲良く相談しながら工夫して準備なさったのでしょう。

そして新郎新婦は、ご両家の皆さん、ご列席の方々の温かい祝福を受けて結婚の宣誓をなさいました。

ガーデンでのバルーンリリースは赤白青のトリコロール(写真)。夏の青い空にお二人の想いがふわり広がる様子を見上げながら弾くミュゼットは、本当に私にとっても幸せの音でした。

この様に新郎・新婦から直接お話しが聞けて、コンセプトや思い入れをキチンと受け取れられれば、責任を持って世界にたった一つ、一度きりの素敵な結婚式・披露宴に華を添えられます。

手前味噌ですが、私が参加したお式のご夫婦は末長くお幸せになりますよ。向こう五十年間保証付きです(笑)

Posted in 2013年07月20日

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七月はアコーディオン弾きにとって、特別で忙しい月と言えるかも知れません。それは7月14日のフランス革命記念日を「パリ祭」と称して様々な催事が行われるからです。

私も今年はその前後をあちらこちらで弾かせて頂きました。写真は私が通っているフランス語教室エコール・サンパ(Ecole sympa)表参道校のパーティーの様子です(撮影・Monsier Yukimasa Matsuda)。13日に開かれたパーティーのドレスコードはトリコロール(フランス国旗に使われる赤白青の三色)だったので、白いシャツに真っ青なサスペンダーに赤いネクタイにしてみました。白いボディに赤い蛇腹のアコーディオンにも国旗をあしらってコテコテにしてみましたが、いかがでしょうか??概ねウケていたので嬉しかったです(笑)皆さんアコーディオンに興味深々で、フランス人の先生方だけでなく、参加された生徒さん達にも演奏を喜んで頂けて、とても楽しい前夜祭になりました。

この他にも7月14日の午前中は新郎新婦思い出の地パリをテーマにした人前結婚式での演奏もいたしましたし(このお式はとても感動的で印象深かったので、また改めて一項にまとめたいと思います)、夜は毎年恒例になりました六本木のフレンチVincentでの演奏。料理の鉄人「ソースの城」ことオーナーシェフの城悦男氏にお声掛けを頂いて、以来フランス革命記念日の夜は、この素敵なお店の一部となって、城シェフの大切なお客様を前に大好きなフランス物を弾く…。

私にとってのパリ祭は、アコーディオン奏者としての原点を見つめ直す大切な日でもあるようです。

Posted in 2013年07月19日